英検準1級 前置詞

via(ヴィア) 〜経由で、〜を通じて /ˈvaɪə/

〜経由で・〜を通じて・〜を使って

via は「〜経由で」で、via London(ロンドン経由)のような道筋にも、via email(メールで)のような手段にも使えます。ここまでは辞書どおり。外すのは by との混同で、sent by John は「ジョンが送った」ですが、sent via John は「ジョンを経由して届いた」で、ジョンは送り主ではなく通り道です。via は通り道と手段を言う語で、行為者は言いません。

使う形

viaはどんな形で使いますか?

移動+via+地名

fly to Paris via London で「ロンドン経由でパリへ」。元の意味で、地図の上の通り道を言います。

連絡・送付+via+email / Zoom / app

send it via email、meet via Zoom で「メールで」「Zoom で」。冠詞は付けません(via the email とはしない)。

情報・もの+via+人・組織

I heard it via a colleague で「同僚経由で聞いた」。その人は情報の通り道で、発信元ではありません。

sent by+人(送り主)/sent via+人(通り道)

by は「誰がしたか」、via は「誰を通ったか」。受け身の行為者を via にはできません。

意味

via は「道」の語。誰がしたかは言わない

via はラテン語の「道」で、今も道の感覚を保っています。fly to Paris via London は「ロンドンを通ってパリへ」で、ロンドンは目的地ではなく通過点。この「通過点」の感覚が、そのまま手段の用法に伸びます。send it via email は「メールという道を通して送る」、meet via Zoom は「Zoom という道の上で会う」。via の後ろにあるのは、いつも通り道です。

だから via は行為者になれません。The letter was sent by John. は「ジョンが送った」。ここを sent via John にすると、「ジョンを経由して送られた」、つまりジョンは送り主ではなく手渡し役になります。意味は成り立ちますが、別の意味です。受け身の「〜によって」は by だけで、via を置いた瞬間に、その人は主役から通り道に降格します。

手段なら by と via はほぼ重なりますが、温度が少し違います。by email と via email はどちらも「メールで」。via のほうがやや硬く、書き言葉や仕事の文に多い。また by は by car、by hand のように移動手段や方法を広く受け、via は 連絡や送付の経路に寄ります。go to work via car とは言わず、by car です。

through は、人や組織を仲介にするときに via と交代できます。I got the job through a friend. = via a friend で「友人を通じて」。through のほうが会話向きで、via のほうが簡潔です。発音は /ˈvaɪə/(ヴァイア)と/ˈviːə/(ヴィーア)の二通りがあり、どちらも正しい。カタカナの「ビア」は後者に近く、英語圏では前者がやや多めです。

例文

例文4本を、単語ごとに

道筋 · 経由地

中立

.

単語にカーソルを合わせるか、タップしてください。

We

/wiː/

私たちは

代名詞・主語

Rikaiに聞く

flew

/fluː/

飛行機で行った

動詞の過去形・fly の過去形。飛行機での移動

Rikaiに聞く

to

/tə/

〜へ/〜すること

前置詞または不定詞の to・後ろが名詞なら前置詞、動詞の原形なら不定詞

Rikaiに聞く

Paris

/ˈpærɪs/

パリ

固有名詞・目的地

Rikaiに聞く

via

/ˈvaɪə/

〜経由で

前置詞・通過点を示す。ロンドンは目的地ではなく通り道

Rikaiに聞く

London

/ˈlʌndən/

ロンドン

固有名詞・経由地

Rikaiに聞く

ロンドン経由でパリへ飛びました。

手段 · メール

中立

.

単語にカーソルを合わせるか、タップしてください。

I'll

/aɪl/

私は〜します

I will の短縮形

Rikaiに聞く

send

/send/

送る

動詞の原形・will の後ろ

Rikaiに聞く

the

/ðə/

その(特定できるもの)

定冠詞・話し手と聞き手の両方が「どれか」分かっているときに付く

Rikaiに聞く

contract

/ˈkɒntrækt/

契約書

名詞・送るもの。動詞の contract は発音が変わる

Rikaiに聞く

via

/ˈvaɪə/

〜で、〜を通じて

前置詞・手段。by email とほぼ同じで、via のほうがやや硬い

Rikaiに聞く

email

/ˈiːmeɪl/

メール

名詞・手段なので冠詞なし

Rikaiに聞く

契約書はメールでお送りします。

仲介 · 人を通じて

くだけた

.

単語にカーソルを合わせるか、タップしてください。

I

/aɪ/

私

代名詞・一人称単数。文中でも必ず大文字

Rikaiに聞く

heard

/hɜːd/

聞いた

動詞の過去形・hear の過去形。「耳に入った」

Rikaiに聞く

about

/əˈbaʊt/

〜について

前置詞・hear about で「〜のことを聞く」

Rikaiに聞く

it

/ɪt/

それ

代名詞・前に出たものを指すほか、天候や時間の形式主語にもなる

Rikaiに聞く

via

/ˈvaɪə/

〜経由で

前置詞・同僚は情報の通り道で、発信元ではない

Rikaiに聞く

a

/ə/

ひとつの(不特定)

不定冠詞・数えられる名詞の単数形に付き、まだ特定されていないことを示す

Rikaiに聞く

colleague

/ˈkɒliːɡ/

同僚

名詞・仕事仲間。coworker と同じ

Rikaiに聞く

その話は同僚経由で聞いた。

by との線 · 行為者

中立

, .

単語にカーソルを合わせるか、タップしてください。

The

/ðə/

その(特定できるもの)

定冠詞・話し手と聞き手の両方が「どれか」分かっているときに付く

Rikaiに聞く

letter

/ˈletə/

手紙

名詞・主語

Rikaiに聞く

was

/wɒz/

〜された

be動詞の過去形・受け身をつくる

Rikaiに聞く

sent

/sent/

送られた

動詞の過去分詞・send の過去分詞

Rikaiに聞く

by

/baɪ/

〜によって

前置詞・受け身の行為者。ここを via にはできない

Rikaiに聞く

John

/dʒɒn/

ジョン

固有名詞・送り主

Rikaiに聞く

not

/nɒt/

〜ない

否定・助動詞や be動詞の直後に置く

Rikaiに聞く

via

/ˈvaɪə/

〜経由で

前置詞・この位置なら「ジョンを通り道にして」の意味になる

Rikaiに聞く

him

/hɪm/

彼を

代名詞の目的格・前置詞 via の後ろなので him

Rikaiに聞く

その手紙はジョンが送ったもので、ジョン経由ではない。

検算

via でいいかは、この順で分かる

1. 後ろは通り道か、行為者か

地名・メール・仲介者のように「通る場所や手段」なら via。「誰がしたか」なら by で、via にはできません。

2. 手段なら、連絡・送付か、移動か

via email、via Zoom のような連絡の経路なら via。by car、by train のような移動手段は by です。

3. 場面は書き言葉か

via はやや硬い語です。会話なら by email、through a friend のほうが自然で、メールや文書では via が簡潔です。

注意点

つまずきやすいところ

via の後ろに冠詞を付けない

via email、via phone、via Zoom で、via the email とはしません。手段としての名詞は冠詞なしで置きます。ただし人や特定の組織なら via a colleague、via the embassy と冠詞が戻ります。

sent via 人 は「その人が送った」ではない

その人は手渡し役で、送り主は別にいます。「田中さんが送った」は sent by Mr Tanaka。「田中さん経由で届いた」なら sent via Mr Tanaka です。

移動手段は by

go by car、come by train で、via car とは言いません。via は「通る場所」と「連絡の経路」に寄った語です。

発音は二通りある

/ˈvaɪə/(ヴァイア)と /ˈviːə/(ヴィーア)で、どちらも正しいです。アメリカでもイギリスでも前者がやや多く、カタカナの「ビア」は後者に近い読みです。

よくある質問

よくある質問

via と by はどう違いますか?

手段なら重なります(by email ≒ via email、via のほうがやや硬い)。違うのは受け身の行為者で、sent by John は「ジョンが送った」、sent via John は「ジョン経由で届いた」。via は通り道しか言えません。

via はどう読みますか?

/ˈvaɪə/(ヴァイア)と /ˈviːə/(ヴィーア)の二通りがあり、どちらも正しいです。英語圏では前者がやや多く、辞書はたいてい両方を載せています。

via と through はどう違いますか?

人や組織を仲介にするときはほぼ同じで、through a friend = via a friend です。through は会話向き、via は簡潔で書き言葉向き。地名の経由には via のほうが普通です。

via email と by email はどちらが正しいですか?

どちらも正しく、意味も同じです。会話なら by email、メールや文書では via email が多い傾向がありますが、入れ替えても間違いにはなりません。

via の後ろに the は要りますか?

手段なら要りません(via email、via Zoom)。特定の人や組織なら普通の名詞と同じで、via a colleague、via the embassy のように冠詞が戻ります。

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公開日にメールを1通だけ

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