英検2級 前置詞

regarding(リガーディング) 〜に関して、〜について /rɪˈɡɑːdɪŋ/

〜に関して・〜について・件名の Re:

regarding は「〜に関して」で、about をメールや文書向きに硬くした語です。ここで二つ、日本人の英語に多い形があります。一つは regarding to。regarding はそれ自体が前置詞なので、to は付きません。もう一つは in regards to。通じますが、ネイティブの編集者が真っ先に直す形で、正しくは in regard to か with regard to、regard は単数です。

使う形

regardingはどんな形で使いますか?

Regarding+話題,+文

Regarding your question, ... で「ご質問の件ですが」。話題を先に立てて本文に入る、いちばん多い形。

名詞+regarding+話題

a question regarding the invoice で「請求書に関する質問」。名詞の後ろに付いて「〜に関する」。

with regard to+話題

regarding をさらに硬くした形。regard は単数で、with regards to とはしません。

regarding+話題

regarding to は間違いです。この形に to の席はありません。with regard to の to が混ざった形で、regarding 自体が前置詞です。

意味

regarding は about の書き言葉。to は付かない

regarding の意味は about とほぼ同じです。a question about the invoice と a question regarding the invoice は同じ「請求書に関する質問」で、違いは硬さだけ。about が会話でも書き言葉でも使えるのに対して、regarding はメールと文書の語で、会話に出ると少し改まって聞こえます。concerning も同じ席にいて、regarding より少しだけ硬い。

to は付きません。regarding to your question は間違いで、regarding your question です。間違いの出どころは with regard to で、こちらには to がある。二つが頭の中で混ざって regarding to が生まれます。regarding は動詞 regard の -ing 形が前置詞になったもので、動詞の目的語がそのまま後ろに来る、と思えば to の居場所がないことが分かります。

in regards to は、通じるが直される形です。日本のオフィスのメールに驚くほど多いのですが、標準は in regard to か with regard to で、regard は単数。複数形の regards が正しいのは結びの Best regards と、Give my regards to(よろしく伝えて)だけです。ネイティブにも in regards to と書く人はいますが、編集者や上司は赤を入れます。迷ったら regarding 一語で済ませるのがいちばん安全です。

件名の Re: は、返信の印ではなく regarding です。ラテン語の in re(〜の件で)から来ていて、本来は「〜について」という件名の書き出し。メールソフトが返信に自動で付けるようになって「返信」の意味が広まりましたが、Re: Invoice #123 と自分で書けば「請求書 123 番の件」という regarding の使い方です。動詞の regard は「〜を…とみなす」で、regard him as a friend(彼を友人とみなす)。この「目を向ける」が前置詞の「〜に関して」に伸びました。

例文

例文4本を、単語ごとに

メールの書き出し

中立

, .

単語にカーソルを合わせるか、タップしてください。

Regarding

/rɪˈɡɑːdɪŋ/

〜の件ですが

前置詞・文頭に置いて話題を立てる。後ろに to は付かない

Rikaiに聞く

your

/jɔː/

あなたの

所有格・question が誰のものかを示す

Rikaiに聞く

question

/ˈkwestʃən/

質問

名詞・regarding の後ろの話題

Rikaiに聞く

I'll

/aɪl/

私は〜します

I will の短縮形

Rikaiに聞く

get

/ɡet/

(連絡を)返す

動詞の原形・get back to で「折り返す」

Rikaiに聞く

back

/bæk/

戻って

副詞・get back to で一組

Rikaiに聞く

to

/tə/

〜へ/〜すること

前置詞または不定詞の to・後ろが名詞なら前置詞、動詞の原形なら不定詞

Rikaiに聞く

you

/juː/

あなた(たち)

代名詞・単数と複数が同じ形。一般論の「人は」にも使う

Rikaiに聞く

on

/ɒn/

〜(曜日)に

前置詞・曜日には on

Rikaiに聞く

Monday

/ˈmʌndeɪ/

月曜日

名詞・曜日は大文字で始める

Rikaiに聞く

ご質問の件ですが、月曜日に折り返しご連絡します。

名詞の後ろ

中立

.

単語にカーソルを合わせるか、タップしてください。

I

/aɪ/

私

代名詞・一人称単数。文中でも必ず大文字

Rikaiに聞く

have

/hæv/

〜がある

動詞・「持っている」

Rikaiに聞く

a

/ə/

ひとつの(不特定)

不定冠詞・数えられる名詞の単数形に付き、まだ特定されていないことを示す

Rikaiに聞く

question

/ˈkwestʃən/

質問

名詞・regarding が後ろから修飾する

Rikaiに聞く

regarding

/rɪˈɡɑːdɪŋ/

〜に関して

前置詞・名詞の後ろに付いて「〜に関する」。about の硬い形

Rikaiに聞く

the

/ðə/

その(特定できるもの)

定冠詞・話し手と聞き手の両方が「どれか」分かっているときに付く

Rikaiに聞く

invoice

/ˈɪnvɔɪs/

請求書

名詞・regarding の後ろの話題

Rikaiに聞く

請求書に関して質問があります。

with regard to · 硬い形

丁寧

, .

単語にカーソルを合わせるか、タップしてください。

With

/wɪð/

〜に関して

前置詞・with regard to で一組。regarding のさらに硬い形

Rikaiに聞く

regard

/rɪˈɡɑːd/

関係、点

名詞・単数形。with regards to とはしない

Rikaiに聞く

to

/tə/

〜へ/〜すること

前置詞または不定詞の to・後ろが名詞なら前置詞、動詞の原形なら不定詞

Rikaiに聞く

your

/jɔː/

あなたの

所有格

Rikaiに聞く

proposal

/prəˈpəʊzəl/

提案

名詞・話題

Rikaiに聞く

we

/wiː/

私たちは

代名詞・会社を代表する主語

Rikaiに聞く

have

/hæv/

〜した(結果が今もある)

助動詞・現在完了

Rikaiに聞く

considered

/kənˈsɪdəd/

検討した

動詞の過去分詞・consider の過去分詞

Rikaiに聞く

it

/ɪt/

それ

代名詞・前に出たものを指すほか、天候や時間の形式主語にもなる

Rikaiに聞く

carefully

/ˈkeəfəli/

慎重に

副詞・文末に置いて動詞を修飾

Rikaiに聞く

ご提案に関しまして、慎重に検討いたしました。

動詞 regard · みなす

中立

.

単語にカーソルを合わせるか、タップしてください。

I

/aɪ/

私

代名詞・一人称単数。文中でも必ず大文字

Rikaiに聞く

regard

/rɪˈɡɑːd/

〜とみなす

動詞・regard A as B で「A を B とみなす」。前置詞の regarding とは別の顔

Rikaiに聞く

him

/hɪm/

彼を

代名詞の目的格・regard の目的語

Rikaiに聞く

as

/əz/

〜として

前置詞・regard A as B の as。省略できない

Rikaiに聞く

a

/ə/

ひとつの(不特定)

不定冠詞・数えられる名詞の単数形に付き、まだ特定されていないことを示す

Rikaiに聞く

friend

/frend/

友人

名詞・as の後ろ

Rikaiに聞く

私は彼を友人だと思っている。

検算

regarding が正しいかは、この順で分かる

1. 後ろに to が混ざっていないか

regarding to は間違いです。regarding 自体が前置詞なので、後ろには話題の名詞を直接置きます。

2. regard を複数にしていないか

with regard to、in regard to が標準で、in regards to は俗用です。regards が正しいのは Best regards と Give my regards to だけです。

3. 場面は書き言葉か

メールや文書なら regarding。会話なら about のほうが自然で、regarding を口にすると改まって聞こえます。

注意点

つまずきやすいところ

regarding to と書かない

with regard to の to が混ざった形です。regarding は動詞 regard の -ing が前置詞になったもので、動詞の目的語がそのまま後ろに来ます。to の席はありません。

in regards to は直される

日本のオフィスのメールにとても多い形ですが、標準は in regard to か with regard to で、regard は単数です。迷ったら regarding 一語にすれば、この問題ごと消えます。

件名の Re: は「返信」だけではない

元はラテン語の in re で「〜の件」、regarding と同じ意味です。自分で Re: Invoice #123 と書けば「請求書の件」で、返信でなくても構いません。

regardless は別の語

regardless は「〜にかかわらず」で、regardless of the cost(費用にかかわらず)。つづりが似ていますが「〜に関して」の意味はありません。

よくある質問

よくある質問

regarding と about はどう違いますか?

意味は同じ「〜について」で、regarding のほうが硬く、メールや文書向きです。会話では about が自然で、regarding を口にすると改まって聞こえます。concerning は regarding よりさらに少し硬い同じ語です。

regarding to は間違いですか?

間違いです。regarding はそれ自体が前置詞なので、regarding your question と話題を直接続けます。to が付くのは with regard to の形だけです。

in regards to は使えますか?

通じますが、標準的な文書では避けます。正しくは in regard to か with regard to で、regard は単数です。ネイティブにも書く人はいますが、編集者は直します。

メールの件名の Re: は regarding の略ですか?

ラテン語 in re(〜の件で)から来た語で、意味は regarding と同じ「〜について」です。メールソフトが返信に自動で付けるので「返信」の印として広まりましたが、自分で件名に書く Re: は「〜の件」です。

regard は動詞としても使えますか?

使えます。「〜を…とみなす」で、I regard him as a friend.(彼を友人とみなす)。regard A as B の as は省略できません。この動詞の -ing 形が、前置詞の regarding になりました。

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